JLCTUFS(Japanese Language Center for International Students, Tokyo University of Foreign Studies) は、東京外国語大学の1部局である「留学生日本語教育センター」の略称です。JLC TUFSの前身は1970年4月に東京都府中市住吉町に設置された「東京外国語大学外国語学部附属日本語学校」です。ここに、1986年4月に「東京外国語大学留学生教育教材開発センター」が併設されました。
2010年に40周年を迎えたJLCTUFSは、東京外国語大学のグランドデザインのひとつである「日本語教育研究の世界的な拠点」を目指して活動する、国内最大級の日本語教育機関です。地上6階、地下1階の建物は、100人を収容するホール、最新鋭のAVC機器を完備した大・中・小の教室やコンピュータ教室、実験室など充実した諸設備を誇ります。屋根には太陽光発電装置もあります。
なお、JLCTUFSは通常の日本語学校や大学の留学生別科とは違い、一般の学生募集はしておりませんのでご注意ください。当センターで受け入れているのは、文部科学省の国費外国人留学生と東京外国語大学の交流提携校から来ている留学生となっています。
1970年(昭和45年) | 4月 外国語学部附属日本語学校設置(1年制・定員60名)(校舎完成まで北区西ヶ原の仮校舎で授業) |
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1971年(昭和46年) | 府中市住吉町の新校舎に移転、寮を併設して全寮制となる |
1973年(昭和48年) | 体育館、校舎の増設 |
1986年(昭和61年) | 人文、社会系、理工系、視聴覚の4部門からなる教育教材開発センターを併設。 |
1990年(平成2年) | 留学生教育教材開発センターに日本語教育開発部門が設置される。 |
1992年(平成4年) | 附属日本語学校と留学生教育教材開発センターを統合して留学生日本語教育センターに改組。 |
2000年(平成12年) | 設立30周年記念シンポジウム開催。 |
2004年(平成16年) | 府中市朝日町の現キャンパスに移転。 |